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ミリシャは次々と発掘を始めていた。ホワイトドール(∀ガンダム)の武器が見つかった御輿置き場が土砂で陥没したため、早めに見つけられるものは見つけておこうという考えからだ。 ソシエやメシェーは喜ぶが、ロランは平和になるために話し合いが行われているのにと心を痛める。そして思わず、月の女王に会ってみたいと話して顰蹙を買う。 その頃、ディアナ・カウンターでは、地球側のモビルスーツが発掘されている脅威をフィルが訴え、埋蔵された山の査察と制圧権が与えられた。また、和平交渉を進めるために親睦のパーティを催すことが決定する。 一方、キースは親方不在のままパンを売りに街へ出た。売り上げは伸びないが、ムーンレィスの兵士たちにも買ってもらうことで活路が開けた。 パーティ開催の知らせを受けたグエンはロランをラインフォード家の別邸に呼んだ。 ハリー中尉がパーティの席でホワイトドールのパイロットに会いたいと言ってきたのだ。 パイロットが「ローラ」という女性だと考える月側に対し、グエンはロランを女装させて出席させようと目論む。 驚くロランだが、ディアナに直接話せるチャンスと感じてグエンの提案に乗る。ロランの覚悟を見たキエルは貴婦人修行のレッスンを始めた。 同じ頃、パーティで使う巨大ケーキの発注がキースのパン屋に舞い込んだ。パン以外作ったことがないキースはケーキ作りに没頭し始めた。やがてパーティ当日が来る。 ノックスの迎賓館に着飾ったムーンレィスの人々が訪れた。迎えるミリシャの機械人形はロランのホワイトドール。コックピットから、貴婦人ローラに扮したロランが登場する。ノックスの新聞記者フランは写真を撮り、それがロランだと気づいた。 しかし、パーティ会場は地球側と月側に分かれて親睦どころではない。ディアナに促されてハリーがダンスの相手を地球側に求め、キエルはローラに扮したロランを送り出した。 踊るハリーとローラのロラン。会場に和やかさが流れた時、キースの作った巨大ケーキからディアナを暗殺しようと一団が現れた。混乱する会場を逃げ出す一団をロランのホワイトドールが追う。だが、人間相手で感覚が掴めず、取り逃がしてしまう。暗殺者達はミリシャに扮していたが、ムーンレィスだと気づきハリーは驚く。 |
【STAFF】 脚 本:浅川美也 絵コンテ:森 邦宏 演 出:森 邦宏 作画監督:佐久間信一 |
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