ディアナ・カウンターの旗艦ソレイユはノース・アメリア大陸の南へ移動した。
 ミランは、今回の移動はアグリッパ一派に対する牽制だとディアナ(キエル)に説明する。ディアナに扮したキエルは和平のためにもと、キエル(ディアナ)探しをミランに頼む。
 そのディアナは、ロラン、シドと共に地下回廊を進んでいた。
 地上へ出たところで、シドは遺跡に出会う気がすると言い出す。ロランはイーゲルの残したミンチ・ドリルを使ってホワイトドールで掘り始めた。
 地上に興味を引かれたディアナは、周囲を散策中に穴掘りをしている青年、ウィルに出会う。ウィルはディアナの思い出の人とそっくりだ。それもそのはずで、遠い昔、ディアナが地球に訪れた時に恋した青年ウィルと同じ名を持つ、現在のウィルは、月へ戻った娘を追うため宇宙船を探して谷を掘っているというゲイム家の子孫なのだという。
 一方、姿の見えないキエル(ディアナ)を探すロランは、魅力的な女性、テテスに出会う。テテスの案内でディアナと再会したロランは、ウィルから宇宙船らしきものを発掘していると聞かされた。シドは発掘に興味を持つ。一方、恋心が甦ったディアナはウィルが気になる。気をもむロランをテテスは温泉に誘う。テテスと仲良くなるロラン。
 ディアナは自分の正体を隠して、ウィルに先祖が東方の国に行った後のことを尋ねる。
 そこへ、ポゥ少尉がウォドムで追撃してきた。桶状兵器で攻撃をするポゥ機。ロランは苦戦しつつも、一か八かの作戦で、どうにかポゥ機を撃退する。
 ウィルは信じないながらもディアナに先祖の残したオルゴールと極楽鳥の羽を見せた。 それは昔、ディアナが初代ウィルに課した難題だった。泣き崩れるディアナ。

【STAFF】
脚  本:浅川美也
絵コンテ:斧谷 稔、横山彰利
演  出:岩崎良明
作画監督:菱沼義仁、戸部敦夫
INDEXPREVNEXT


© SOTSU・SUNRISE
注意:内容および画像の転載はお断りいたします。お問い合せ先はこちらをご覧ください。